冷蔵庫マンっていったい何者なの?
彼は、全身白タイツに段ボールで作った冷蔵庫を被り、寒いギャグを連発するというシュールなお笑い芸人です。
この記事では、冷蔵庫マンこと飯塚俊太郎さんのキャリアや、冷蔵庫マンというキャラクターが誕生した背景について詳しくご紹介します。
もともとは俳優として活動していた彼が、どのようにして芸人として成功を収めたのか、彼のユニークなギャグスタイルとともに紐解いていきます。
冷蔵庫マンの魅力を存分に感じられるこの記事を、ぜひ最後までお楽しみください。
冷蔵庫マンの人物像とその経歴
項目 | 情報 |
---|---|
本名 | 飯塚俊太郎 |
生年月日 | 1961年5月2日 |
出身地 | 千葉県野田市 |
血液型 | A型 |
所属 | WAHAHA本舗 |
活動開始 | 2005年頃(冷蔵庫マンとして) |
冷蔵庫マン(本名:飯塚俊太郎)は、千葉県出身の俳優・お笑い芸人であり、シュールなキャラクターと独特のギャグセンスで注目を集めています。
現在も63歳という年齢ながら精力的に活動を続けており、ライブやテレビ番組に出演しています。
もともとは正統派の俳優を目指していた彼が、冷蔵庫マンというキャラクターを生み出した経緯や、彼の活動内容について詳しく見ていきましょう。
冷蔵庫マンとしてのスタート
朝涼しかったけど
— 冷蔵庫マン (@hiehie8) September 23, 2024
やっぱり暑くなったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
小さい文字で1つだけ違うのあるよ pic.twitter.com/xhcCS9SiTd
冷蔵庫マンのキャラクターは、43歳の時に生まれました。それまでは俳優として活動していた飯塚さんですが、あるネタライブでキャラクターを作ることが求められ、段ボールで作った冷蔵庫を被るというユニークなスタイルを考案しました。
このキャラクターは「悪の秘密結社・冷え冷え団に改造された男」という設定で、寒いギャグを連発して笑いを冷やすというシュールな芸風が特徴です。「冷蔵庫ジョーク!」という掛け声とともに、冷蔵庫から小道具を取り出して駄洒落を披露し、「さぁ〜むい!」と扉を閉めるというお決まりの流れが観客を楽しませます。
この奇抜なキャラクターで冷蔵庫マンは瞬く間に注目を集め、以降も多くのバラエティ番組やライブでその存在感を示していきました。彼が冷蔵庫マンというキャラクターを確立してから、芸人としてのキャリアが大きく開花したのです。
冷蔵庫マンの登場後、彼は「R-1ぐらんぷり」などの大きな舞台にも出演し、その奇抜なキャラクターで話題をさらいました。また、テレビのバラエティ番組でも共演者を巻き込む形でギャグを展開し、独自のポジションを築いています。
俳優から芸人への転身
『特捜最前線』で刑事部屋に犯人を連れていく制服警官の役や、『Gメン’82』『宇宙刑事シャリバン』などの作品に脇役として出演した。
「正月にテレビ東京で12時間ドラマを制作することになりました。『海にかける虹~山本五十六と日本海軍』という作品です。その作品の主人公、古谷一行演じる山本五十六の長男役のオーディションに受かりました。
俳優⇒冷蔵庫マンに転じた60歳が得た最高の天職 還暦を迎えた男は今でもブレークを狙っている | 「非会社員」の知られざる稼ぎ方 | 東洋経済オンライン
飯塚俊太郎さんは、もともと俳優としてのキャリアを築いていました。彼は大学時代に東京の東映大泉撮影所に所属し、1983年のテレビ東京の12時間ドラマ『海にかける虹』でデビューを果たしました。彼のデビュー作では古谷一行さんの長男役を演じ、俳優としての第一歩を踏み出します。
その後も厳しい試験を突破して文学座の研究生に合格しました。文学座は「新劇の東大」と称されるほど難関の劇団で、800人の受験者のうち、昼夜それぞれ30人しか合格できませんでした。
しかし1年後、研究生から研修生へ上がれず卒業という形で退団しています。
さらにその後、彼はタップダンスが原因で足を痛めてしまい、6年間の闘病生活を強いられました。
この時期に一度は俳優業を諦めることも考えた彼ですが、病が治ると再び芸能界に復帰を決意します。しかし、当時30歳を過ぎていた彼にとって俳優としてのキャリアは厳しいものでした。
そんな中、知り合いの紹介でWAHAHA本舗に参加することになり、そこで初めて笑いの世界に足を踏み入れます。最初は俳優としての活動を中心にしていましたが、43歳で冷蔵庫マンというキャラクターを作り上げ、それが彼の転機となりました。
以降、冷蔵庫マンとしての活動が軌道に乗り、彼は芸人としてのキャリアを確立していきます。現在もなお、彼は冷蔵庫マンとして多くのステージで活躍し、シュールな笑いを届け続けています。
冷蔵庫マンのギャグとスタイル
冷蔵庫マンの魅力は、その独特なスタイルにあります。彼は全身白タイツに段ボールで作った冷蔵庫をかぶり、寒いギャグを連発するという異色のキャラクターです。
彼のネタは「冷蔵庫ジョーク!」という決め台詞から始まり、冷蔵庫の扉を開けて様々な小道具を取り出して駄洒落やモノボケを披露します。そして、「さぁ〜むい!」と言いながら冷蔵庫の扉を閉めてネタを締めるという流れです。
この一連の流れは観客にシュールな笑いを提供し、観客を一気に引き込む魅力があります。彼のギャグは一見単純に見えるかもしれませんが、そのユーモアの奥深さと、徹底したキャラクター設定が多くのファンを魅了しています。
また、彼は「ヒエヒエヒエ〜!」という口癖を持っており、その声もキャラクターを際立たせています。出囃子には『新造人間キャシャーン』のエンディングテーマを使用し、舞台に独特な世界観を作り出しています。
一般の女性と結婚
飯塚俊太郎さんが49歳の時、彼はある女性と運命的な出会いを果たしました。
その女性は大のお笑い好きで、飲み会での出会いをきっかけに交際がスタート。1年後、二人は結婚の決断をしました。
現在は共働きで、お互いに助け合いながら充実した生活を送っています。今ではアルバイトをすることなく、冷蔵庫マンとしての収入だけで生活できるようになり、その生活を楽しんでいる様子です。
現在の活動と今後
#無冠阿佐ヶ谷 にやっと行けたー
— 冷蔵庫マン (@hiehie8) September 15, 2024
もちもち麺うめー、スープもうめーで幸せラーメンご馳走様ヒエヒエ〜 pic.twitter.com/za5JQ1AjZZ
冷蔵庫マンは現在も精力的に活動を続けています。2024年7月にはフジテレビの「27時間テレビ」に出演し、ノブシコブシの吉村崇さんからドロップキックを受けるというシーンが話題になりました。
さらに、2024年9月には東京・日暮里の銭湯「斉藤湯」で独演会「雪合戦ヒエヒエショー」を開催する予定です。彼の寒いギャグは、どの年代の観客にも笑いを届けており、今後も様々なステージで活躍が期待されています。
冷蔵庫マンとしての活動は、彼の芸人人生の中心となっており、今後も彼はシュールなギャグで観客を魅了し続けることでしょう。彼の笑いは、他の芸人とは一線を画すユニークなものとして、多くの人々に愛されています。
まとめ
冷蔵庫マンは、俳優から芸人に転身し、独特なキャラクターで観客を魅了しています。
彼のギャグスタイルは寒い駄洒落やシュールな演出が特徴で、テレビやライブで活躍しています。
冷蔵庫マンは「悪の秘密結社・冷え冷え団に改造された男」という設定で、笑いを冷やすことが使命です。
彼のキャリアは俳優から始まり、43歳で冷蔵庫マンとしての活動を本格化させ、現在も精力的に活動を続けています。
これからも冷蔵庫マンとして、多くの人々に笑いを届け続けることが期待されます。