大道芸とお笑いを融合させた芸風で知られるもりやすバンバンビガロさん。
この記事では、彼の芸名の由来や意外な過去、芸歴20年の歩み、そして唯一無二の芸風について徹底的にご紹介します。
なぜ「大道芸×お笑い」という異色のスタイルを選んだのか、その理由を知れば、きっと彼の魅力がより一層伝わるはずです。
この記事を読めば、もりやすさんのこれまでの苦労と挑戦、そして未来への想いまで、まるごと知ることができます。
一瞬のショータイムに込められた、笑いと技術のすごさを感じてください。
もりやすバンバンビガロ 経歴のすべてが分かる完全ガイド

もりやすバンバンビガロさんのこれまでの歩みについて、丁寧にご紹介していきますね。
①芸名の由来と誕生エピソード
「もりやすバンバンビガロ」という独特な芸名には、ユニークな背景があります。
この名前は、サッカー日本代表監督の森保一(もりやす はじめ)さんの名前から「もりやす」を、そしてアメリカの有名プロレスラー「クラッシャー・バンバン・ビガロ」さんから「バンバンビガロ」を取って組み合わせたものだそうです。
名前の候補はなんと46個以上あり、その中から「“ン”が2つ入っていると売れる」という芸能界のジンクスを信じて、この名前が選ばれました。
なお、芸名はご本人が考えたのではなく、先輩芸人のモロトゆーきさんが命名したとのこと。
現在、モロトゆーきさんは芸人を引退し、実演販売士として活動されています。
②本名や出身地などのプロフィール
もりやすバンバンビガロさんの本名は「森 大輔(もり だいすけ)」さんです。
1984年3月16日生まれで、京都府宇治市のご出身。
身長は180cm、血液型はA型で、吉本興業に所属しています。
幼少期から京都で育ち、宇治市立南部小学校から京都府立莵道高校へと進学されました。
高校時代や卒業後は、郵便局での年賀状仕分けや飲食店でのアルバイト、人力車の車夫など、幅広い経験をされていたそうです。
NSC時代と同期の芸人たち
2002年にNSC大阪校25期生として入学。同期にはジャルジャル、銀シャリ、尼神インターなど豪華な顔ぶれが揃っていました。
最初は新喜劇コースで森田展義さんやぢゃいこと楽しく過ごされていましたが、「漫才・コントコースの方が真剣」という講師の一言で転向を決意。
ところがそこは本当に厳しく、次第に打ち解けられず、通学を辞めてしまいます。
一度は新喜劇コースに戻ったものの、なじめずに最終的には卒業公演にも出られませんでした。
この時期に高校時代の友人との漫才コンビも解散し、まさに孤立した状態に。しかしこれが後の転機となるのです。
パフォーマーMr.オクチとの出会いと学び
大道芸の世界へ足を踏み入れる大きなきっかけとなったのが、「Mr.オクチ」さんとの出会いでした。
当時、ひとりでできる芸を探していたもりやすさんは、インターネットでたまたま見つけたオクチさんの公式サイトにたどり着きます。
思い切って連絡を取ったところ、「やる気があるなら教えてあげる」と快く受け入れてくださり、そこから師弟関係がスタートしました。
オクチさんは決して丁寧に教えるタイプではなく、「まずやってみること」を重視する方で、実際に現場に送り出されながらパフォーマンスを体で覚えていったそうです。
表情、動き、演出面など多くの影響を受けており、今でも新しいネタを考える際にはオクチさんへ相談されるというエピソードも、とても印象的です。
芸歴20年のターニングポイント
もりやすさんの芸歴において、最も大きな転機となったのは、なんと「YES広場」での大道芸でした。
オーディションに落選する日々が続き、劇場出演のチャンスがなかなか得られなかった中、なんばグランド花月の前にあるYES広場で、パフォーマンスを披露する機会が与えられました。
偶然その場にいたNGKの支配人の目に留まり、「観客を集める力がすごい!」と高く評価されたことで、NGKでの出演が実現。
その後は着実に舞台出演の機会を重ね、本公演にも出演するようになったそうです。
この出会いがあったからこそ、今のもりやすさんがあるのですね。
初単独ライブ開催までの道のり
2023年9月、もりやすさんは芸歴20周年を記念して、ついに夢だった「なんばグランド花月」での初単独ライブを開催されました。
ライブタイトルは「NGK BABABABAAAAN!!!」。
本人も「憧れの場所での単独ライブが叶って本当に嬉しい!」と感激のコメントを残しています。
この公演では新ネタの初披露もあり、彼の集大成ともいえる舞台となりました。
会場の雰囲気も温かく、多くのファンにとっても特別な思い出となったことでしょう。
コロナ禍で見せた進化と挑戦
コロナ禍により、観客参加型の大道芸が一時的に制限され、もりやすさんは大きな壁にぶつかることになりました。
「リンゴを使ったパフォーマンス」や「観客とのやりとり」が封じられた中、自らのスタイルを大きく見直すことを決意。
その結果、一人で完結できるネタをゼロから作り直し、新たな芸風へと進化されました。
衣装も黄色い法被からカジュアルなスタイルにチェンジし、現在の落ち着いた印象へと変化しています。
困難な状況をバネにしたその柔軟さと前向きな姿勢には、多くのファンが勇気づけられたはずです。
もりやすバンバンビガロ 経歴に見る唯一無二の芸風とは
今日はよる公演終わりに21時頃からNGK1階にて29日の単独ライブの手売りをおこないます✨
— もりやすバンバンビガロ🍎 (@moridaisuke0316) September 25, 2024
おそらくラスト手売りになりそうです^_^
良かったら買いにきてねー! pic.twitter.com/f2n20sUf7g
もりやすバンバンビガロさんが築き上げた独自の芸風について、詳しくご紹介いたします。
①大道芸×お笑いという独自スタイル
もりやすさんの最大の特徴は、「大道芸」と「お笑い」を融合させたパフォーマンススタイルです。
ジャグリングやマジック、一輪車などの技術を用いながら、そこに笑いを自然に取り込んでいるのが魅力です。
どの芸にもユーモアがたっぷりと込められており、大人も子どもも楽しめる構成になっています。
こうした“見るだけで笑顔になれる”パフォーマンスは、芸歴20年をかけて築かれてきた集大成といえるでしょう。
大道芸の本質と、お笑い芸人としてのセンスが見事に融合している点が、他の芸人さんとは一線を画す理由ですね。
②得意なパフォーマンス一覧
もりやすさんの代表的なネタといえば、「リンゴジャグリング」が有名です。
実際にリンゴを食べながらジャグリングをするというインパクト大のパフォーマンスで、一躍話題になりました。
他にも、テーブルマジックや一輪車、紙風船、パントマイム、そしてクラウン的な演出など、レパートリーは非常に豊富です。
どのパフォーマンスも、確かな技術とユニークな構成によって、観客の心を掴んでいます。
技だけではなく、“楽しい空気感”を作り出すその力も、彼の大きな魅力です。
③ジャグリングにかける想い
ジャグリングについて、もりやすさんは非常に深い愛情を持って取り組まれています。
きっかけはYouTubeの動画や、関西で活躍する大道芸人から学んだことだったそうです。
現在も多くの技を磨き続けており、自らの芸における柱として、ジャグリングを大切にされています。
特にリンゴジャグリングでは、使用したリンゴをステージ後にすべて食べるというエピソードも印象的です。
芸に対する真摯な姿勢と、観客への誠意がしっかりと伝わるスタイルが、とても素敵ですね。
もりやすバンバンビガロのプロフィール(基本情報)
もりやすバンバンビガロさんの基本的なプロフィールを、表にまとめてわかりやすくご紹介いたします。
項目 | 内容 |
---|---|
本名 | 森 大輔(もり だいすけ) |
芸名の由来 | 森保一監督+プロレスラー バンバン・ビガロ |
生年月日 | 1984年3月16日 |
年齢 | 41歳(2025年現在) |
出身地 | 京都府宇治市 |
身長 | 180cm |
血液型 | A型 |
所属 | 吉本興業 |
出身校 | NSC大阪校25期生(2002年入学) |
芸歴 | 約22年 |
特技 | ジャグリング、マジック、一輪車、パントマイム など |
代表ネタ | リンゴジャグリング、パフォーマンス漫談 など |
活動スタイル | 大道芸×お笑いの融合 |
もりやすさんは、まさに“体ひとつで魅せる芸人”として、多くの人々を笑顔にしてきました。
そのパフォーマンスはどれもユニークで、テレビや舞台だけでなく、路上や保育園などさまざまな場所でも披露されています。
ご本人の優しいお人柄や、観客を第一に考えた姿勢が、パフォーマンスにも色濃く表れていると感じますね。
今後も、劇場という場所を大切にしながら、独自のスタイルで新たな笑いを届けてくれることでしょう。