やす子さんが児童養護施設で育ったのはなぜか、その背景について知りたい方に向けて、彼女の壮絶な生い立ちを詳しくご紹介します。
この記事では、やす子さんがどのような経緯で児童養護施設に入ることになったのか、その決断のきっかけや養護施設での生活の様子を深掘りしていきます。
やすこさんの明るいキャラクターの裏に隠された過去を知ることで、彼女の魅力をより一層感じていただける内容となっています。
ぜひ最後までお読みくださいね。
やす子はなぜ児童養護施設に行くことになった？
やす子さんが児童養護施設で育った背景には、彼女の幼少期からの経済的困難と家庭の問題が関係しています。
貧しい母子家庭で育った
彼女の両親は、やす子さんがまだ2歳の頃に離婚し、それ以降は母子家庭として妹とともに3人で生活を送っていました。
経済的な問題は深刻で、生活は厳しく、日常の必需品であるテレビや洗濯機も持たない生活をしていたといいます。
また、学校の給食がなければ食べるものがないような状況もありました。
ペットボトルに学校の水道水を入れて持ち帰り、それで食器や物を洗ったり、洗濯したりしていたこともあったと言います。
やす子さんは幼い頃からこのような困難な環境で育ちました。
かなり苦労をしていたのですね。
継父の存在
やす子さんには五歳下の妹さんがいます。
やす子さんが2歳のときに離婚していることから、継父と一緒に暮らす時期があったのではないかと思われます。
交通事故に遭ったことで家庭環境が悪化
やす子さんは、１４歳か１５歳の時に生死をさまようほどの交通事故に遭いました。
詳細は語られていませんが、命の危機に直面するほどの大怪我を負ったということはその治療には、相当な費用がかかったことは想像に難くありません。
もともと生活が苦しい上に高額な治療費を払わなければならなくなったという状況。
その頃から母親との関係が悪化したそうです。
自ら保護されに行った
中学生の頃に自分から児童養護施設へ行き一時的に保護されました。
母親には内緒だったみたいです。
本格的に児童養護施設で暮らすようになったのは高校生の頃です。
彼女にとっては、これが初めて「自分の場所」を感じる瞬間でもありました。
養護施設は、彼女にとって安心できる場所となり、その後の生活の支えとなりました。
やす子の児童養護施設生活でのエピソード
やすこさんの養護施設での生活には、数多くのエピソードがあります。彼女の成長に大きな影響を与えたその時期について、さらに詳しく見ていきましょう。
児童養護施設での生活の様子
養護施設に入ってから、やす子さんは家で感じていた様々な不自由さから解放され、自由を手に入れました。
養護施設に来てクーラーの快適さ、水が自由に使えること、洗濯が毎日できることに感動したそうです。
また、養護施設での共同生活を通じて、他人とのコミュニケーションや協力の重要性も学びました。
やすこさんにとって、養護施設での生活は非常に有意義であり、彼女の人格形成に大きな影響を与えました。
「パソコンが（施設に）1台しかなくて取り合ったり、テレビのチャンネル権も取り合ったりと、足りないものも多く、友だちと話が合わなかったり、遊びに行くお金も当時はなかった」
引用元：やす子、高校生のころ「児童養護施設にお世話になっていた」 『24時間テレビ』チャリティーランナー挑戦に決意「子どもたちが豊かになれば」 | ORICON NEWS
学校生活との両立
児童養護施設での生活は、やすこさんにとって新しい挑戦でもありました。
しかし、彼女は高校3年間いじめにあってしまいました。
やす子さんは、女子たちと一緒にご飯を食べているときに“〇〇ちゃんってホント女子だよね”と言ったら、その後ハブられるようになったと語っています。
それから3年間、ずっと便所でご飯を食べていたそうです。
その中でもやすこさんは、養護施設での規律や時間を守り、効率的に勉強と養護施設の生活を両立させて山口県立宇部中央高等学校を見事に卒業しています。
このような経験が、やすこさんの忍耐力や集中力を養い、今の彼女の成功に繋がっています。
現在の両親との仲
おはようございまーす☀☀☀☀☀
— やす子 (@yasuko_sma) June 10, 2024
今日もピカピカ笑顔で✨✨✨✨
素敵な一日になりますように😆😆😆😆
皆様気をつけていってらっしゃーい‼️ pic.twitter.com/YpCxebHZ4w
養護施設に入ってから母親とは疎遠になっていたというやす子さん。
22歳の時にやす子さん自ら連絡を取ったようです。
そして実父はテレビで活躍しているやす子さんに気付いてSNSのDMを送ってきたそうです。
母親とは１６歳から２２歳まで疎遠で、顔を合わせていなかった。父親とは２歳の時に離れ離れになっており「生物学上の父親」と表現した。父親からはＳＮＳのＤＭで「安井かのん（やす子の本名）さんですか？」という連絡があり、再会したと語った。
引用元：やす子、２２年会っていなかった実の父は「生物学上の父親」１０代で母とも疎遠に/芸能/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
2歳の時から会っていないのに気が付くなんて、さすが親子ですね。
#ぐるナイ #ゴチ
— やす子 (@yasuko_sma) January 29, 2024
メンバーカラーは白です⬜
そしてこちら新衣装です‼️
よろしくお願いいたしま〜す😆😆😆😆😆 pic.twitter.com/E8xG4y5pvJ
実父は、やす子がテレビで活躍する姿を見て、自分の娘だと悟ったという。番組にしたためた手紙では「一昨年、おじいちゃんがテレビで『かのん（やす子の本名）』を見つけてまさかと思って調べたら本当に『かのん』で驚きました」と、当時の驚きぶりを説明した。
引用元：やす子 2歳で生き別れになった父との再会で偶然の連続「自分の生き写しを見ているようで」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
ちなみにやす子さんの実父は元自衛官でやす子さんに話し方がそっくりなんだそうです。
さらに今年の1月には母親と妹と温泉旅行に行ったと明かしています。
今ではとても良好な関係を築いているようですね。
まとめ
やすこさんは、幼少期の経済的な困難や家庭の問題から養護施設での生活を経験しました。
養護施設での生活は、彼女にとって自分自身を見つける大切な時間となり、そこでの経験が今の彼女の人格形成に大きく影響を与えています。
現在は、芸人として活躍し、明るく前向きな性格で多くの人に愛されているやすこさんですが、その背景には数々の苦労があったことを知ると、彼女の人間性の深さに感銘を受けることでしょう。
やすこさんの今後の活躍にも、大いに期待したいですね。